今回は、大正から昭和初期にかけて絹製品の生産・輸出で財を成した片倉財閥によって地域住民の厚生と社交の場として1929年に建造された大浴場スパ「片倉館」をスタート&ゴールで楽しむ約25kmのサイクリングコースを紹介します。
片倉館の駐車場に設置された「諏訪湖レンタサイクル」(アベントゥーライフ運営)でE-ミニベロ(電動アシスト小径車)をレンタルできるので、スポーツ自転車に乗ったことがない人や、ファミリーでのサイクリングにもオススメです!
「諏訪湖」一周で約16km。途中の足湯などを楽しみながらノンビリ楽しみましょう♪
今回のスタート・ゴールは、JR上諏訪駅から徒歩で10分ほどの場所に位置する片倉館。この諏訪湖に面した歴史ある大浴場スパの駐車場に設置された「諏訪湖レンタルサイクル」でE-ミニベロをレンタルして、まずは諏訪湖を反時計回りに走り始めます(片倉館の駐車場はスパ利用者に限る)。
長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
営業時間/3月〜10月/9時〜18時、11月〜2月/9時〜17時
料金/1,000円(2時間)、2,000円(4時間)、3,000円(8時間)
電話番号/070-4000-4226
https://aventulife.co.jp/suwa/
レンタルした「VELMO-Q2」は、9速変速が搭載された電動アシストモデル。最長60kmのアシスト走行が可能で、サドルの高さを工具なしで調整できるので、身長140cm〜180cmまでの幅広い体格の人が利用できます。
諏訪湖一周は現在サイクリングロードの整備が進み、湖の北側に3カ所の足湯も設置されています。足湯は無料で利用できるので、サイクリングの途中でノンビリ河畔の景色を楽しみながらリラックスするのもオススメです。
片倉館から走り始めて、天竜川の源流となる釜口水門まで来れば湖半周の約8km地点。天竜川の流れの先には、赤い釜口橋と白い長野自動車道の陸橋を眺めることができます。
中央アルプスと湖を望む「立石公園」へ!ゴール後には片倉館・千人風呂で昭和ノスタルジーを満喫
諏訪湖を一周した後は湖畔からは離れ、上諏訪駅の線路を渡って東側を走る国道20号線を南へ進み、「元町」交差点を左折して県道40号に入ります。道は一気に上っていき、途中で「立石公園」の看板に従って左折して少し走ると立石公園に到着。立石公園からは眼下に諏訪湖、その先には中央アルプスが広がる絶景を望むことができます。
立石公園から同じ道を戻り、「元町」交差点のすぐの場所にある「あゆみ食堂」でのランチもオススメです。古い民家を改装したお洒落な店内で、東京を拠点に活動していた料理研究家の大塩あゆみさんが地元食材を豊富に使ったボリューム満点&絶品な料理を食べることができます。
住所/長野県 長野県諏訪市元町5-12
電話/0266-75-2720
営業/11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナーは予約制
定休日/水、木、金曜日
再び線路を渡って諏訪湖畔に戻って片倉館でゴール。走り終わった後は、一度に100人ほどが入浴できるという「千人風呂」を楽しみましょう♪
住所/長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
営業時間/10時~20時(受付は19時30分まで)
休館日/毎月第2・第4火曜日
電話/0266-52-0604
映画のロケ地としても登場したことのあるこの浴場。大浴槽は1.1mと深く、立ちながら入ると底に敷き詰められた玉砂利が足裏を刺激してくれます。
折り畳みもできるディスクブレーキ採用E-ミニベロ「VELMO-Q2」
今回レンタルした「VELMO-Q2」は販売もされています。シートポスト内にバッテリーが内蔵されているので、電動アシストモデルとは思えないデザインが魅力です。折りたためるので、家や車に収納しやすい点もポイントです。
別売りのボトル型予備バッテリー(34,800円)を使用すれば約100kmのアシスト走行も可能。さらにフロントバスケット(8,300円)も用意されているので、普段の買い物用や自転車通勤用にカスタムアップもできます。
VELMO-Q2
価格/129,800円(税込) ※2023年3月1日より144,800円に商品価格を改定
本体サイズ/150×59×109cm
折りたたみサイズ/67×80×53cm
本体重量/19.8㎏
バッテリー/リチウムバッテリー
フレーム素材/アルミニウム合金
フル充電アシスト可能距離/35㎞~60㎞
タイヤ/20×1.95インチ(耐パンク仕様)
ライト/LEDライト
耐荷重/100kgまで
カラー/Green、White、Gray、Blue、Black、Red