自転車キャンプ女子の北海道ライフ① 【キャンプ道具大公開】自転車7台持っていますが、私の場合キャンプライドには折り畳みミニベロです!

大自然広がる北海道で、折りたたみミニベロ × キャンプを楽しんでいる自転車女子の木原愛さんが、その魅力とテクニックを紹介。第1回のテーマは「なぜキャンプライドに小径のミニベロを選んだのか?」についてです。実際にソロキャンプライドに使用している全アイテムも大公開します!

木原愛
北海道 札幌市・旭川市に3店舗を展開するアウトドア専門店「秀岳荘」の白石店・自転車売り場担当。同店ではSUPや山スキー、スノーシューからキャンプ道具全般まで幅広いアウトドアアイテムに加え、ミニベロ・ロードバイク・MTB、さらに冬道でも走行できるファットバイクまで数多くのスポーツバイクが店頭に並びます。自身もミニベロでキャンプによく出かけ、体験した知識・経験を活かして「じてキャン」イベントとしてショップイベントも積極的に企画されています。

北海道生まれ・育ちの私の趣味は、自転車でキャンプをする事! 人生の趣味と言っても過言ではありません。最初は札幌市街地から近い藻岩山や円山、三角山などに登るため、登山口まで往復するツールとしてクロスバイクを活用していただけでした。しかし、その後、市街地から片道の距離が40km以上もある標高1,293mの札幌岳に挑戦することになったのですが・・・自転車ライド+登山を1日で終えることができず、何度も山頂までたどり着けずに帰ってくることを繰り返していました。

そこで閃いたのが、「キャンプで一泊すれば、登山も自転車ライドも両方もっと楽しめる!」ということ。

そこから私の自転車キャンプライドが始まりました!

4台所有のミニベロの中でも、キャンプライドには「ブロンプトン」が使いやすい!

キャンプライドを始めた頃は、40リットルの大きなバックパックに登山とキャンプ道具を詰め込んで、クロスバイクで走り回っていました。
でも、このスタイルは本当に疲れるんですよね・・・


そこで、今では登山は登山だけで楽しみ、自転車ライドとキャンプだけを楽しむようになりました。さらに、電車やバスを使って自転車を【輪行】で運んで市街地から脱出すれば、目的地を遠くに設定でき時間も体力も楽しい場所に集中できるので、輪行→自転車ライド→キャンプ→輪行で帰宅する現在のスタイルになりました。
またクロスバイクやロードバイクを輪行しようとすると、収納する技術が必要ですし、運ぶのも大変なので、私は折りたためるミニベロ(小径車)を愛用しています。

実は、折りたたみ自転車を4台、クロスバイク1台、ロードバイク1台、ファットバイク1台の計7台のスポーツバイクを持っているのですが、以前行ったお寿司屋さんの大将に「そんなに自転車いらないでしょうぉ〜」と言われたことがありました(笑)。

でも、「料理人さんが用途に合わせて包丁を替えるのと一緒で、自転車も使い方に合わせると楽しんですよ」と説明したら、「なるほど」と納得していただけました。
4台のミニベロの中でも私がキャンプライドにオススメする自転車は「ブロンプトン」です。

その理由は次回、実際にキャンプライドに出かけながら紹介したいと思います。

ライドだけでなくキャンプ中の豊かさも大切にするので、けっこう大荷物です!

ここで、私がキャンプライドに持っていくアイテムをすべてお見せします!

1:輪行袋(BPカバー)ボトルホルダー(BPホルダー)
2:自転車用カギ・テント、タープボール
3:秀岳荘オリジナルトラベルバック(フロントバック)
4:替えの靴下類・オルトリーブスポーツローラークラシック
5:保冷バック(冷蔵庫代わり)
6:シュラフ
7:テント
8:調味料入れ
9:ペグ・グランドシート・シュラフカバー・airマット・タープ・予備チューブ
10:焚火台・トング・網・火吹き棒
11:ヘルメット
12:グローブ類(自転車用・焚き火用)
13:携帯ナイフ・携帯ノコ・自撮り棒
14:ビーパル過去付録ポケットストーブ
15:水筒・スキットル・鍋・ホットサンドメーカー・敷物
16:テーブル
17・18:バーナー・ガスボンベ
19:メスティン・コップ
20:イス
21:ダウン
22:フェイスカバー・レインウェア
23:防寒
24:携帯充電器・ライト類
25:帽子
26:ホッカイロ
27:ゲーター

一泊のキャンプでも、これだけの大荷物を持って行くことにびっくりされることも多いですが、私にとってはすべて必要アイテムです。例えば、キャンプ飯はカップラーメンで十分という方もいらっしゃいますが、私は料理も楽しみたいので、鍋やホットサンドメーカー、焚き火台に網まで持って行きます。

また、肌にストレスが溜まると身体への疲労にも繋がるので、日焼け止めや化粧落とし、化粧水なども私にとっては必需品。100円ショップで売られているミニボトルに詰め替えて軽量化しますが、必ず持っていきます。

さらに、たたんでもシワになりにくい帽子を持っていくと、ヘルメットを脱いだ後にかぶることができるので便利ですよ♪

ミニベロで大荷物を運ぶのが私のスタイルですが、自転車の種類もキャンプでの楽しみ方も人それぞれです。正解はないので、いろいろ試して自分に合ったスタイルで楽しんでくださいね!

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