【自転車はじめて教室】快適&安全にサイクリングを楽しむためのセルフ点検6項目

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安全・快適なサイクルライフを送るには、日常的に愛車の状態をチェックして、不具合・異音が発生していればメンテナンスすることが重要です。今回紹介する6項目はすべて交換パーツや専用工具が必要なので、自分でメンテナンス(修理)する自信がなければ、専門ショップへ持っていきましょう!

アドバイス&撮影協力/バイクプラス

 

点検①/ケーブルの先端がボロボロになっていないか?

自転車各部に使われているケーブル類は消耗品です。どんなに丁寧に乗っていても定期的に交換が必要となります。先端がボロボロになっているなどの症状があればすぐにショップに持っていき、新しく交換してもらいましょう。

また新しいワイヤーに交換後、少しするとブレーキの効きや変速の調子が悪くなったと感じることがあります。これはワイヤーが伸びて緩む「初期伸び」という必ず発生する症状です。ワイヤー調整ネジで調整可能ですが、分からなければショップに持っていき再調整してもらいましょう。

点検②/タイヤにヒビなどが入っていないか?

地面と常に接しているタイヤは、もっとも交換サイクルの早い消耗品です。とくにリア(後ろ)のタイヤは早く摩耗するので、まずはリアタイヤをチェックしましょう。

タイヤの表面にヒビ割れや切れ目が入っている場合は×。地面と接している部分だけでなく、タイヤサイドにも切れ目が入ってしまうことがあるので、全体をチェックしましょう。切れ目などがなくても接地面全体が薄くなっていれば要交換です。パンクしやすくなるだけでなく、走行中のグリップ力も低下してしまうので注意しましょう。

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点検③/ホイールがフレていないか?

路面からのショックなどによってホイールがフレて(新円を保てなくなる)しまった場合、ブレーキ・走行性能ともに低下し、安全走行できなくなる危険性が高まります。

ホイールを真上から見て、真っ直ぐに回転しているかチェック。ホイールのフレはニップル回しという専用工具を使えば自分で修理することも可能ですが、高い精度を出すにはかなりの技術が必要となり、メーカー指定のフレ取り方法が決まっているホイールもあるので、ショップで作業してもらうことがオススメです。

点検④/ブレーキレバーの握りが緩くなっていないか?

ブレーキレバーの握りが緩くなった場合、いくつかの原因が考えられます。まずはブレーキシューの状態を確認し、正常ならばアウター・インナーワイヤーの劣化を疑いましょう。

アウターワイヤー外側にヒビ割れや、内側のインナーワイヤーが見えてしまっていたら×。インナーワイヤーがアウターワイヤー内で錆びてしまっている場合は、外からは見えませんが、ブレーキの効きが極端に悪くなってしまいます。ワイヤー交換は、交換後にブレーキ・変速機の調整が必要となってくるので、ショップで作業してもらいましょう。

点検⑤/ブレーキシューが摩耗していないか?

ブレーキシューの状態によってブレーキの効きが変わるので、安全に直結する重要なパーツです。摩耗状況だけでなく、異物が挟まっていないか日常的に確認することを心がけましょう。

ブレーキシューに刻まれている溝が見えなくなってしまっている状態も×です。また、一部だけ削れてしまっている偏摩耗やヒビ割れがある状態も要交換。シュー交換は比較的簡単にできる作業ですが、正しく交換しないと再び偏摩耗を起こしてしまうこともあります。さらに偏摩耗した状態やゴミが挟まった状態でブレーキを掛け続けていると、ホイールのリムにトラブルが発生してしまうこともあるので注意しましょう。

点検⑥/変速機やチェーンが汚れていませんか?

多くの金属パーツが組み合わさっている自転車は、適所にオイルを注油しないと不具合が発生してしまいます。しかしオイルが注油された状態で長期間経つと、ホコリやゴミがついてしまい、走行・ブレーキ性能などが低下します。

オイルが付いている変速機やチェーンの汚れは専用洗剤や中性洗剤で洗った後に弱い水流で落としていきます。洗った後はよく乾かして、再びオイル注油することが重要です。

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