ドイツ「EUROBIKE 2022」レポート①/ヨーロッパの最新トレンドは【e-ミニベロ】×【カーゴ】

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EUROBIKE 2022で多く展示されていた電動アシスト小径車【e-ミニベロ】に、子供や大型荷物を乗せることのできる【カーゴ】を搭載した、都市部をスマートに移動する手段としての自転車。カーゴが装着されながらも、小回りが効くコンパクト性を追求したモデルがヨーロッパのトレンドのようです。特徴的な3ブランドを紹介します(すべて日本未発売モデル)。

ドイツの自社工場でフレーム製造される「muli cargo bike」

世界遺産にもなっている大聖堂などが有名なケルンにある自社工場でフレーム製造を行い、可能な限り輸送距離が近いドイツ製パーツを中心にアッセンブルすることで、地球温暖化ガスを抑えるモノ作りにこだわるブランド。


電動アシスト付きの「Motor」とアシストなしの「Muskel」を製造しています。両モデルとも前側に大型のカーゴが低い位置に付いているため、子供や大型の荷物を乗せた時も重心が低く、安定した走行ができるように設計されています。


またカーゴはワンタッチで縦に折りたたむことができ、荷物を乗せずに一人で走るときや駐輪時にも便利です。
さらに前後ホイールを近づけて小回りが効くようにするため、電動アシストモーター部分が少し斜めに装着されている点も特徴です。

鮮やかなカラーと多様な運搬性能が特徴的な「Benno Bikes」

鮮やかなカラーリングのモデルが多くラインナップされているe-BIKEメーカー「Benno Bikes」。e-BIKE本体以外に、様々なタイプのフロントバスケット、リアキャリア、専用バッグなどをラインナップ。すべてのモデルに専用バッグとチャイルドシートを装着することが可能です。なかでも「BOOST」は積載能力に優れたモデルで、子供ならば2名、工事道具なども運ぶことができます。

日常生活や毎日の仕事を豊かにするアイデアにあふれた「yuba」

家族で自転車を楽しむ日常や、仕事に使用するシーンで活用するアイデアが満載のブランド「yuba」。なかでも注目したいのが、荷物をキャリアの上に乗せない時には左右パーツ(写真・黒いパーツ)を折りたたんで自転車の幅を狭くすることができる優れもの。折りたたんだ状態で左右にバッグを装着することも可能です。

ドイツではこんなスタイリッシュな子乗せモデルも人気!「ライズ&ミューラー」

日本では小径車をリリースするドイツメーカー「ライズ&ミューラー」ですが、本国では多くの子乗せや大型荷物積載可能なe-BIKEをリリースしています。「MULTICHARGER」は、前後に強固なバスケットとキャリアを装着したモデル。


後部に子供を乗せるために、キャリアの上にはクッション、サドル下にはハンドル、後輪中心付近には足乗せが付き、チェーンや車輪に子供の脚が接触しないようにカバーも装着されています。

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ペダルステーション編集部

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