快適サイクルライフの第一歩!愛車をキレイにする【セルフ洗車】9ステップ

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快適に自転車に乗り続けるために洗車から始めてみましょう! 今回は自転車洗車の達人、須田晋太郎さんに自宅でできる【セルフ洗車】のテクニックを紹介してもらいます。さぁ、ピッカピカの自転車でサイクルライフを楽しみましょう!

アドバイス/須田晋太郎さん
「SENSHA BICYCLE JAPAN」代表。SENSHA BICYCLEテクニカルディレクターとして自転車洗車・コーティング技術の指導も行う洗車の達人。

「SENSHA BICYCLE」
カーケア総合ブランド「SENSHA」を世界35カ国で展開する洗車の王国が手がける自転車用洗浄ケア製品ブランド「SENSHA BICYCLE」。自転車用洗浄ケア製品の販売、洗車のプロによる洗車サービスを受けられる店舗が、東京に4店、横浜、湘南、厚木、京都、大阪、神戸、広島と拡大中。

汚れで隠れている自転車の不具合を見つけよう

自転車が汚れている場合、汚れの下に不具合が隠れてしまっている場合もありますので、定期的に洗車することがオススメです。また洗車によって車輪やチェーンの回転がスムーズになるので、走りやすさも向上します。

洗車に必要なアイテム

□SENSHA Bicycle バイククリン(自転車専用洗車シャンプー)
□SENSHA Bicycleドライブクリン for Bicycle(自転車専用駆動系洗浄剤)
□スタンド
□コップ
□ハケ
□ブラシ
□散水ホース(ボトル)
□バケツ
□スポンジ×2
□タオル
□オイル
□ゴム手袋
□保護メガネ

SENSHA Bicycleバイククリン
中性でシミになりづらく、きめの細かい泡でフレームを傷をつける心配なく洗える自転車専用洗車シャンプー。
商品価格 2,420円(税込)

SENSHA Bicycleドライブクリン for Bicycle
チェーンや駆動部分など油分がかたまった汚れを落とす自転車専用駆動系洗浄剤。油汚れに染みこませてブラッシングして水をかけると、水分に反応して乳化し、汚れと一緒に落とすことが可能。
商品価格 1,375円(税込)

STEP1/後輪を動かせるスタンドに自転車をセットする

自転車をスタンドにセットします。スタンドは本格的なメンテナンススタンド(写真)でなくても、後輪の両側を挟んで固定できるスタンドでもOK。固定した状態で後輪を回すことのできるスタンドは洗車作業がしやすくなるのでオススメです。

STEP2/ライトやポンプなど濡れて困るものを取り外す

水で濡らす前にライト、サドルバッグ、携帯ポンプ、サイクルコンピューターなどの周辺パーツを外すことを忘れずに! とくにサイクルコンピューターは大量の水がかかると故障の原因となる場合もあるので注意が必要です。

STEP3/オイル洗浄液をハケで油汚れ部分に塗る

オイル部分の洗浄液「SENSHA bicycleドライブクリン」をコップに入れて、ブラシを使って駆動系などの油汚れのある箇所に塗ります。

液剤を使用する場合は飛び跳ねることもあるので、アイウエアで目を保護しながら作業しましょう。

STEP4/ブラシと水で油汚れをしっかり落とす

オイル洗浄液を塗った箇所をブラシで汚れをこすり落とし、水で液剤と一緒に汚れを流します。

水を流す場合は散水ホースがあると便利ですが、使わなくなった自転車用ボトルに水を入れて握り潰しながら汚れ部分に吹きかけることで代用もできます。液剤をしっかり流すことが重要ですが、BB(ボトムブラケット)やハブなどの回転する部分に、回転させながら直接強く水をかけるのはNGです。

チェーン部分の汚れは落ちにくいので、ゴム手袋でこすりながら水をかけて細かく洗っていきます。

STEP5/水でフレーム全体を濡らして軽く汚れを流す

オイル洗浄剤を落とし終わった後、フレーム全体を水で濡らします。軽い汚れなら、水である程度落とすことができるので、サドル裏側などにも水をかけるようにしましょう。

STEP6/洗剤を泡立ててフレーム・ブレーキ部分を洗浄

自転車専用洗車シャンプー「SENSHA Bicycle バイククリン」20cc程度をバケツに入れて水で100〜150倍に薄めて泡立てます。

泡立てた洗車シャンプーをスポンジに含ませてフレーム上側から車体の埃や汚れを落としていきます(※サドルやハンドルグリップ部分に革製品が使われている場合は、専用シャンプー・保湿剤を使用しましょう)。

ブレーキキャリパーなどの細かい部分は、毛足の長いブラシを使って細かな部分まで洗いましょう。

STEP7/直接スポンジに洗剤をつけてオイル汚れ部分を洗浄

直接スポンジに「SENSHA bicycleバイククリン」をつけてオイル汚れ部分を洗浄します。スポンジはSTEP6で使用したものとは別のものを使用しましょう。

チェーン部分はスポンジではさんだ状態で回転させることで効率よく汚れを落とすことができます。

STEP8/フレームからチェーンまで水で洗剤と汚れを落とす

水で汚れを完全に落とします。チェーン部分は手でこすりながら水をかけて細かい部分まで洗い落とすようにしましょう。

STEP9/タオルで水気を完全に拭き取る

最後はタオルを使って水気を完全に拭き取ります。ブレーキレバー内側の窪んだ部分や、フォールディングバイクの場合は折り畳み部分の内側なども拭くようにしましょう。

STEP10/チェーン・ギヤ部分に注油して洗車作業完了

洗車後はチェーンなどに必ず注油を忘れずに! グリスが塗られた部分やブレーキ部分にオイルが付くのはNGなので注意しましょう。

ペダルステーション編集部

PEDAL STATIONは、日本最大のスポーツ自転車フェスティバル“サイクルモード”が運営する、身近な乗り物である“自転車”にスポットを当てた情報サイトです。ロードバイクやマウンテンバイクなどスポーツ用途の車種と共に、日常生活に寄り添ったクロスバイクや小径車、電動アシスト自転車(e-BIKE)など、あらゆる自転車情報を発信し、また、“お出かけ”や“旅”、そして健康的な生活を送るための様々なアイデアを伝えていきます。

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